今月はU-21スペイン代表としてプレイしたオモロディオン photo/Getty Images

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今夏にアトレティコ・マドリードからポルトガルの名門FCポルトに移籍したところから、スペインの若き大型FWサム・オモロディオンの快進撃が止まらない。

ポルトガル国内リーグでは5試合で4ゴール、ヨーロッパリーグでも2試合で3ゴールを奪っており、早くもポルトのエースとなった。

その勢いは代表でも続く。20歳のオモロディオンはU-21スペイン代表に選出されており、今週にはU-21欧州選手権2025の予選が行われた。そこでオモロディオンは15日のマルタ戦に先発し、何と1人で4ゴールを記録。チームも6-0と大勝を収めた。

相手のマルタが格下であることは確かだが、オモロディオンの得点力は称賛されるべきだろう。得点パターンがバリエーションに富んでいるところも魅力で、クロスに合わせるゴールもあれば、ドリブルで切り込んでのゴールもあった。

193cmのサイズがありながら、スピードもある。スペインでは珍しいタイプの大型ストライカーで、SNS上ではマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと比較する声もある。スピードある大型ストライカーは貴重で、オモロディオンはすでにA代表でも主力になれるだけの力はあるはずだ。2026ワールドカップまでに貴重なオプションとなるに違いない。