【訃報】西田敏行が「好きな役ベスト5に入る」と語った「ドクターX」蛭間重勝で鬼籍に…

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 俳優・西田敏行さんが10月17日昼過ぎ、東京都世田谷区の自宅で死亡したことがわかった。76歳だった。

 10月8日には米倉涼子主演、テレビ朝日系のドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズの映画版「劇場版ドクターX FINAL」(12月6日公開)の完成報告会見に出席。米倉、内田有紀、勝村政信、遠藤憲一、岸部一徳らとともに意気込みを語っていた矢先の訃報だった。

 同作は今回で完結するが、会見で西田さんはこう口にしている。

「蛭間重勝という役とこれでサヨナラするのかなと思ったら、ちょっと寂しいというか。いろんな役をいただくわけですけど、蛭間重勝って役は、好きな役のベスト5に入るんですね。ですから、ずっと蛭間重勝でいたいな〜という気持ちがあったもんですから、なんとなく終わるのはイヤだな〜という感じはしてました」

 ベスト5とまで言う西田さんだが、経歴を振り返れば猪八戒を演じた「西遊記」(1978年)や「池中玄太80キロ」(1980年)、1988年から2009年にかけて毎年1本の新作が公開された映画「釣りバカ日誌」シリーズ、2012年公開の映画「アウトレイジ ビヨンド」など、代表作は枚挙にいとまがない。

 そんな西田さんが蛭間重勝を最後に鬼籍に入るのは、役者として本望だったと願いたい。

(所ひで/ユーチューブライター)