大谷翔平、MVP“対抗馬”リンドーアは「素晴らしいグッドガイ」と称賛 「チームが勝てればそれでいい」敵地で勝利しWS進出へ

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大谷がリンドーアについて語った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間10月16日(日本時間17日)敵地でメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に臨む。ドジャース専門メディア『Dodger Blue』は、大谷の前日会見の様子を動画で公開した。

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 大谷はポストシーズン、得点圏は8打数6安打で打率「.750」と驚異的な数字を残している一方、走者がいない場面では19打数無安打と快音が響かない。

 走者の有無で相手の攻め方が変わっていると感じているかという質問には「攻めに関しては特に気にしていないというか。どの攻めでもやること自体は変わらないので。それ自体を大きく変えることはない」と言い切った。

 デーブ・ロバーツ監督が大谷はボールゾーンに手を出していると話したことについては「ストライクゾーンの管理に関してはそこまで大きくずれていないかなと思いますね」と話し、「どちらかというとストライクゾーンで自分がスイングしに行った時にファウルになる、ポップフライになるというのがどちらかというと傾向的に強いかなと思うので。ストライクゾーンの管理というよりはストライクゾーンにきた時に打った時のアプローチについてかなと思います」と分析していた。

 スイングの感覚については「感覚自体は悪くないと思っているので。大きく変えるよりはシーズン中に良かったポイントをしっかり継続していくのが、結果を残していく上で大事かなと思う。それを今日明日とやりたいなと思っています」と意気込んだ。

 対戦相手のメッツには、フランシスコ・リンドーアがおり、大谷のMVP“対抗馬”という声もある。大谷自身はリンドーアの印象を聞かれ「レギュラーシーズンからチームを引っ張っていると思いますし、それだけ素晴らしい選手ですし。会えば笑顔で挨拶して、素晴らしいグッドガイですし、僕も好きな選手の一人」と回答した。

 「ただ、レギュラーシーズンとポストシーズンは全く別物ではあるので。僕がレギュラーシーズンで残した成績は関係ないですし、そこはポストシーズンに引っ張ることなく、チームが勝てればそれでいいという気持ちで。リンドーア選手もそういう気持ちでやっていると思いますし、お互いがそういう気持ちで、素晴らしい試合ができればと思っています」

 大谷にとって初めてのポストシーズン。リーグ優勝決定シリーズを突破するためチームの勝利に貢献し、ワールドシリーズ進出への切符を手にする。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]