「妻への愛情がない」のに「離婚しない」既婚男性の生々しい理由…3000人調査で見えた“リアル事情”の数々
ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が、既婚男性を対象とした「妻への愛情がない夫」に関する調査を実施。その結果を発表しました。
「相手が応じない」「出ていってくれないから」
調査は2024年8月23日・24日の2日間、全国の30〜59歳以下の既婚男性を対象に、インターネットリサーチで実施。3000人から有効回答を得ています。
全回答者に「妻に対して愛情はあるか」について聞いたところ、「はい(ある)」と回答した人が83.9%(2517人)、「いいえ(ない)」と回答した人が16.1%(483人)となりました。全体の8割以上が、妻に対する愛情があることがうかがえますが、「愛情がない」と自覚する人の割合も決して低いとはいえません。
では、「妻への愛情がなくなった」にもかかわらず「離婚しない」のは、どんな理由によるものなのでしょうか。
「いいえ(ない)」と回答した人(483人)に「妻に愛情がないのに離婚しないのはなぜか」について聞くと(複数回答)、トップとなったのは「子どもへの影響を考えて」(170人)でした。次いで「特に理由はない」(169人)、「手続きや話し合いが面倒」(86人)と続いています。
なお、その他の意見では「相手の生活が心配(58歳)」「相手が応じない(53歳)」「別れてもらえない(58歳)」「出ていってくれないから(40歳)」といった生々しい事情を抱える声が多数寄せられたということです。
調査結果を受けて、同社は「すれ違いからコミュニケーションが減り、素っ気ない態度になるという悪循環」を指摘しています。夫の皆さん、あなたは妻に対して愛情がありますか? それとも…?