小学校で運動会と中学受験模試の日程がかぶり、運動会を休む児童が続出「家庭の判断」に議論

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学校行事との兼ね合いで悩むのはよくある

ある小学校で、運動会と中学受験模試の日程がかぶってしまい、運動会を欠席する児童が続出したという話がX(Twitter)に投稿され、驚きの声が集まっている。

とある小学校で、塾の模試と運動会が被ったことで運動会の欠席者が続出→学校行事と中学受験どちらを優先するか議論に

元の投稿者は東京で中学受験指導を行う個別指導塾の代表。学校行事より模試を受験する判断をした保護者がいることに関して「なんとも複雑」という思いを吐露している。

ただし、初めから模試を優先させた保護者が多かったわけではないようだ。事情を知っていると思われるXユーザーの投稿によると、本来運動会は土曜日に開催される予定だったが日曜に延期となってしまい、その結果、大手塾が開催する模試とかぶってしまったという。

そうした事情があるとはいえ、投稿を見たXユーザーからは「運動会一択やろ」「練習してきて運動会出ないっていうのもね」「中学受験、恐ろしい」という反応と、「この時期の模試は親としては受けさせたい」「欠席するのは納得できる」と欠席を肯定する意見とで賛否両論が出揃っている。

中には子ども自身の気持ちを汲み取り「本人が進んでこちらを選んでいる可能性もあると思う」「うちの子は運動会が嫌だから模試行きたいと言いそうだけど、それで学校行事を休ませるのもなあと、悩みそう」という意見や、「子どもが運動会嫌いだけど、実際は被っても学校行事を優先させた」と判断したという経験談も見受けられた。

保護者たちは必ずしも学校行事より模試を優先させるべきと考えているわけではなく、どちらもある程度重要だと考えているからこそ、葛藤することになったようだ。

中学受験生の保護者が抱えるリアルな悩みが垣間見える投稿だった。

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