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 ◇W杯北中米大会アジア最終予選C組 日本−サウジアラビア(2024年10月10日 サウジアラビア・ジッダ)

 サッカー日本代表(FIFAランク16位)は10日(日本時間11日)、26年W杯北中米大会アジア最終予選でサウジアラビア(同56位)と対戦した。

 前半14分、MF鎌田大地(クリスタルパレス)が左足で押し込み、先制。後半36分には、小川航基(NECナイメヘン)がヘッドで追加点を奪った。

 日本が2−0とリードを広げると、サウジアラビアの大サポーターが一斉に席を立ち始め、帰宅の途に就いた。この日の観客は5万6283人。日本のサポーターは100人超で、大多数はサウジアラビアのサポーターだったが、後半36分以降は空席が目立つようになり、試合終了時には席はガラガラだった。

 試合前は日本代表への大ブーイングに包まれたスタジアムだったが、試合後はブーイングや拍手もなく、スタンドは静かなままだった。

 ▽2026年W杯北中米3カ国大会アジア最終予選 18チームが3組(A〜C)に分かれ、各組2位までが出場権を獲得。3、4位はプレーオフに回る。プレーオフでは6チームが2組に分かれ、各組1位が出場権を獲得。各組2位同士で9位決定戦を行い、勝者が大陸間プレーオフに進む。最大9チームが出場権を得る。