3回無死、本塁打を放つ秋広優人(カメラ・橋口 真)

写真拡大

◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人3―3広島(10日・天福)

 巨人の秋広優人内野手が2戦連発のアーチをたたき込んだ。「7番・一塁」で先発出場し、両チーム無得点の3回無死で迎えた第1打席。カウント0―1から左腕・高の低め直球を、両翼99メートルの天福球場の右中間席最深部へと運んだ。前日9日のオリックス戦(サンマリン)に続く一発となった。

 試合後、桑田2軍監督は「(橋本)到コーチと試行錯誤しながら、『これだ!』というものが少しずつ定まってきているんじゃないかな。こうして振れば、こう当たってボールが飛んでいくという感覚が、10回に1回が10回に2回になり、5回に2回といった感じで、どんどんといい方向につながっているような感じがする」と分析。クライマックス・シリーズ最終ステージのメンバー入りへアピールが続く22歳に「まだまだ、これから試行錯誤が続くだろうけど、結果が出始めているのでね。1軍の主力バッターになれるようにコツコツと頑張ってもらいたい」と期待した。