4年間の長期出場停止処分を受けていたポール・ポグバ【写真:Getty Images】

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去年のドーピング検査からポグバの状況が一変

 薬物使用により4年間の長期出場停止処分を受けていた元フランス代表MFポール・ポグバ(ユベントス)は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が上訴を認めて処分期間が18か月と短縮された。

 移籍市場のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は「彼は間もなくフリーエージェントになる予定だ」と新情報を伝えている。

 190センチの体格で、足元の柔らかいテクニックも持ち合わせる万能プレーヤーとして知られるポグバ。イタリア1部ユベントスに所属し、現在31歳となった名手は、2023-24シーズン開幕戦(出場はなし)の試合後に無作為で行われたドーピング検査の対象となりテストステロン代謝物への陽性反応が示された。この結果、2023年9月から27年8月まで4年間の出場停止処分が言い渡されていた。

 しかしCASの上訴が認められて処分が18か月間に短縮。この報道を受けロマーノ氏は自身の公式X(旧ツイッター)で「ポグバは2025年1月からトレーニングに参加し、3月から公式試合に出場できる。ユベントスとポグバは契約解除について交渉を開始する。彼は間もなくフリーエージェントになる予定だ」と、所属クラブから離れる可能性があると伝えている。(FOOTBALL ZONE編集部)