メ~テレ(名古屋テレビ)

河村たかし市長の衆院選出馬に伴う、名古屋市長選で新たな動きです。自民党市議団が、前回2021年の市長選にも出た横井利明市議に出馬を要請しました。

「総選挙に愛知1区(選挙区)から東区、西区、中区、北区から立候補すると決めた。総理を目指す男、アゲイン」(名古屋市 河村たかし市長)

27日に投開票される見通しの、衆院選への出馬を表明した、河村たかし市長。

この動きを受けて、行われることとなるのが名古屋市長選挙です。

市長選で新たな動きが…

4日、新たな動きが――

市議会の最大会派、自民党名古屋市議団は午前中に団の会議を開き、会派からの単独候補として、会派顧問の横井利明市議(63)に出馬を要請しました。

横井氏は、前回2021年の名古屋市長選にも自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党の推薦を受けて出馬。

約35万票を獲得したものの、河村氏に5万票近い差で敗れています。

横井氏は自身の出馬について「今は言える状況にない」

けさ、横井氏は自身の出馬について――

Q.出馬の意向は

「現時点では何も決まっていない。今の段階では言える状況にない。常に名古屋市民のために働きたいし、ふるさと名古屋のために全力を尽くしたいということは、常々からみなさんに申し上げている」(自民党 名古屋市議 横井利明氏)

現時点では、何も決まっていないと話していました。

市議団の会議後に改めて話を聞くと――

「自民党の市議団が全員集まって、その場でみなさまから、ぜひ出馬してほしいと要請がありました。大変重い。みなさまからの要請ですから、しっかり受け止めて判断したい。関係者としっかり話し合っていく段階だと思います」(横井氏)

横井氏の出馬をめぐり河村市長は…

一方、河村市長は、自身の後継に地域政党「減税日本」副代表の広沢一郎元副市長(60)を推す考えです。

横井氏の出馬をめぐっての、受け止めは――

「いろいろやってちょ、派手に。ええんじゃないですか、ようけの人が出て」(河村市長)

次の名古屋市長選には、このほか無所属の大塚耕平参院議員(64)、政治団体「学生党」の西田礼孝氏(27)が立候補を表明しています。