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 ◇セ・リーグ 阪神3―1DeNA(2024年10月3日 横浜)

 阪神・大山が決勝二塁打でレギュラーシーズン最終戦を締めくくった。「みんながつないだチャンス。走者を還したい気持ちでスイングした」。0―0で迎えた5回無死満塁。フルカウントからケイの外角ツーシームを図ったように一塁線へはじき返す2点打で均衡を破った。

 すでに3位・DeNAとはCSファーストSでの対戦が決定。消化試合の意味合いはあっても、常に全力プレーを掲げる背番号3に気の緩みはない。「今日の試合というのは自分の中ではすごく大事だと思っていた。そういう試合で勝って終われたというのが良かった」とうなずいた。

 2点リードの9回にも左前打。「まだ戦い終わったわけじゃない。全員でCSに向けていい準備をしていきたい」と力を込め、帰りのバスへ向かった。