Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン1:独占配信中、シーズン2:近日独占配信/(c)尾田栄一郎/集英社

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による実写版「ONE PIECE」シーズン2で、Mr.0/クロコダイル役を演じるジョー・マンガニエロ。Netflixより公開された新映像にて、クロコダイルとルフィの“つながり”に焦点を当てながら、キャラクターに対する独自の解釈を披露している。

マンガニエロが演じるのは、秘密犯罪会社バロックワークスの社長“Mr.0”ことクロコダイル役。三大勢力の一角“王下七武海”の一員であり、アラバスタ編のラスボスとなる強敵だ。スナスナの実の能力者であり、自身の体を砂に変化させたり、触れた相手を干からびさせたりと、砂を自在に操ることができる。

今回の新映像には、マンガニエロ、ミス・オールサンデー/ニコ・ロビン役のレラ・アボヴァ、「ONE PIECE」ショーランナーのマット・オーウェンズが登場。マンガニエロはクロコダイル役に対してどのようなアプローチをしたか聞かれ、次のように語っている。

「テーブルや棚いっぱいに様々なバージョンのクロコダイルが並んでいて、資料に目を通しながら眺めていました。でも僕にとって重要なのは、リアルに表現すること。人々が“悪役”と呼びたくなるようなキャラクターを演じるときは、特にそうです。彼には異なる意図があり、他のキャラクターとは異なる道を歩んできたのです。」

キャラクター研究を進める中で、クロコダイルとルフィはコインの表裏に似た関係にあると気づいた、と話すマンガニエロ。自身の見解をこう語っている。

「彼(クロコダイル)は、潜在的にルフィにとってコインの裏側のような存在なのだと気づきました。彼はルフィにとって暗い未来の可能性を象徴しています。もしクロコダイルが敗北のトラウマに侵されていたら、彼の中には皆に苦しんでほしい気持ちがあると思う。彼が白ひげに負けた後に感じた苦しみや、海賊王になれず、それを諦めた失望感と同じようにね。」

クロコダイルが「友人を信用しないこと」もその一因だと言い、ロビン役のアボヴァに「悪いね」と一言述べて、笑顔を見せている。

ここで注目すべきは、マンガニエロが「クロコダイルが白ひげに敗北した過去」に言及していることだろう。原作でこの事実が発覚するのは、クロコダイルが再登場するインペルダウン編~マリンフォード頂上戦争編のあるエピソードだ。つまり、マンガニエロはアラバスタ編だけでなく、少なくとも頂上戦争編までの展開を追った上で、クロコダイルというキャラクター、そしてルフィとの関係に独自の解釈を導き出したようだ。これには、海外の原作ファンたちも「ジョーがよくリサーチしているのが分かる!」と好反応を示している。

@JoeManganiello

さらにマンガニエロは、Xプロフィールのヘッダーを「ONE PIECE」アニメのワンシーンの画像に変更するほどの気合の入りよう。プロフィール文は「Hisashiburi Dana………. Mugiwara(久しぶりだな……麦わら)」である。クロコダイル役を演じる準備は万端だ。