【MLB】「打ち方ではなく気持ち」大谷翔平が打撃好調の理由を明かす 初体験シャンパンファイトには……「目が痛い」
ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦に「1番DH」で先発出場。7回に決勝の適時打を放つなど3安打1打点の活躍で、チームを3年連続の地区優勝に導いた。初体験となったシャンパンファイトでは喜びを爆発させ、「目がちょっと痛い」と笑った。
■ゴーグルを投げ捨て泡まみれ
勝てば3年連続の地区優勝が決まる2位パドレスとの一戦。大谷は第4打席で決勝の適時打を放ったほか、23年ぶり史上19人目となるシーズン400塁打も達成するなど活躍。7-2でパドレスを下す原動力となり、チームの地区優勝に貢献した。
大谷は試合後、初体験となるシャンパンファイトに参加。最初はゴーグルを手にしていたが、すぐにこれを投げ捨てて喜びを爆発させた。チームメートから“集中攻撃”を受けるシーンもあり、一瞬で泡まみれになった。
その後、取材に応じた大谷。心境を尋ねられると「今日決めるんだという気持ちで球場に来た。すごくうれしい」とコメント。試合中には感情をむき出しにするシーンもあったが、これについては「ここで勝つことが目標だった。シーズンの中でも(パドレス戦は)重要なシリーズだったし、みんなここに向けての意気込みは、他のシリーズよりも高かったんじゃないかと思う」と話し、自然にあふれ出たと説明した。
■「集中して試合に臨めている」
また、初体験となったシャンパンファイトの感想を求められると「最高でした。まだまだ何回もできるように、今シーズンまだあるので頑張りたい」としたが、記者から「ゴーグルを付けていなかったが、シャンパンは目に入らなかったか」と問われると、「ちょっと痛かった。今後に影響がないくらいにやった」と正直に明かした。
そのほか、打撃好調の理由についても質問が飛び、「打ち方がどうのこうのというより、気持ちの打席が多かったなと思う。そういう意味では、より集中して試合に臨めている」とし、精神面の充実を理由の一つに挙げた。