先週“出世レース”制覇の藤田晋オーナー 今週も期待の良血キズナ産駒がスタンバイ
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するゴーソーファー(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、日曜中山9Rのサフラン賞(2歳牝・1勝クラス・芝1600m)でデビュー2連勝を狙う。
ゴーソーファーは父キズナ、母ゴーマギーゴー、母の父Ghostzapperの血統。母は米G2を2勝。半兄のオープンファイアは昨年のきさらぎ賞の2着馬。昨年のセレクトセール1歳で8800万円(税抜)で取引された。
8月新潟の新馬(芝1800m)でデビュー。馬なりでハナに立つとスローに落とし、上がり3Fをメンバー中2位の34秒4でまとめて押し切った。内容はまさに完勝。2戦目の今回、初の右回りや控えた場合にどうかなどの課題はあるが、能力的には十分に通用する。
藤田晋オーナーの2歳世代は既に4頭が勝ち上がり。先週行われた“出世レース”野路菊Sではエリキングがデビュー2連勝を決めた。ゴーソーファーも来たる大舞台に向けて、ここは通過点にしてみせる。