丸山容疑者を乗せた車

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熊本市の高齢者向け住宅で83歳の妻を殺害したとして逮捕された88歳の夫の身柄が19日、熊本地検に送られました。

■花木瞳記者(熊本東警察署・午前8時半頃)
「丸山容疑者を乗せた車が出てきました。これから身柄が、熊本地検へ送られます」

殺人の疑いで送検されたのは、熊本市中央区の無職・丸山衛容疑者(88)です。丸山容疑者は9月16日夜から17日午前10時半頃までの間に、サービス付き高齢者向け住宅の室内で妻の美智子さん(83)の首をスカーフで絞めて殺害した疑いがもたれています。司法解剖の結果、死因は窒息死でした。

警察によりますと、2人は3年前からこの住宅に入居していて、美智子さんは歩行器を使って生活していたということです。警察の調べに対し丸山容疑者は「体が不自由でかわいそうだった。妻が死のうとしているのを手伝った」と話しているということです。