JAL、宮古空港のトーイングトラクターにバイオディーゼル燃料を導入 国内離島空港では初
日本航空(JAL)は、「B100燃料」を宮古空港のトーイングトラクターに、8月19日から使用している。
「B100燃料」はバイオティーゼル燃料濃度100%の燃料で、導入は国内の離島空港では初めて。トーイングトラクター2台に使用する。
宮古島内の飲食店や家庭などから排出される植物由来の廃食用油が原料となり、島内の廃食油の回収や燃料の製造はアトラスが担う。食用油の原料となる植物が成長する過程で二酸化炭素を吸収するため、ライフサイクル全体での二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることが可能となる。通常の軽油を使用した場合と比べて、1リットル当たり2.62キログラムの二酸化炭素排出量削減の効果が見込めるとしている。