「まだ巻き上げるのか」嵐、25周年“プレゼント”焼き直しばかりにファンため息…事務所がすがる120億円「ファンクラブ」利益
25周年を記念した歌絵本を販売した嵐
9月15日、嵐が結成25周年を記念し、特設サイト「MY BEST ARASHI」を開設した。デビュー記念日となる11月3日には、5人からファンへ向けた“プレゼント”が贈られるという。
「ライブDVD12作品のBlu-ray化、ファンクラブ会員限定の嵐10周年ライブの上映イベント、56枚めのシングル『君のうた』の歌絵本化など、6つの企画を発表しました。ファンクラブには、15日の午前5時5分にメールが配信され、“5人”を想起させる演出も見受けられました」(芸能記者)
2020年末にグループでの活動を休止して約4年、嵐が打ち出した25周年企画。しかし、これを報じたYahoo!ニュース記事のコメント欄では、こんな声が続出した。
《25周年での企画発表は嬉しいけど、既に見飽きるくらい見た10周年のライブ映像の上映イベントとか既発売の映像のBlu-ray発売とか会費意外にもまだまだFC会員から金を巻き上げるのかーと言う印象》
《なんか今までの企画の再販、焼き直して感じで特別感が何もないように思えた。CDやライブDVDをもう全部持っているファンには意味がなさそう》
《ここはメンバーが仲良いみたいだから、そのうちまた集まることはあるだろうと思っています。ただ、25周年記念が過去の寄せ集めというのは…ちょっと商売っ気を感じてしまうのが本音。現実的には活動休止中ですから、これなら見送りで良かった気がします》
《もう持っているものが殆どだし、映画館でフィルムコンサート。以前も行きましたし、私が見たいのは5人の今の顔でした。なんだかただお金を産む事をしている様な感じしかしなくて残念》
今回の企画に、ガッカリするファンが多かったようだ。
「これまで、嵐はアニバーサリーイヤーに大規模なツアーやイベントを開催してきました。活動休止中とはいえ、25周年という節目の年に“再始動ライブ”を期待したファンもいたことでしょう。
しかし今回、発表されたのは、過去の周年コンサートの上映やBlu-ray化など、ファンには見覚えがあるものばかり。ファンとしては、芸能活動休止中の大野智さんも含め“いまの嵐”を見たいのだと思います」(前出・芸能記者)
2020年末から、時計の針が止まったままの嵐だが、旧ジャニーズ事務所からあらためられた「STARTO ENTERTAINMENT」が、いまも5人を“頼り”にしている面もある。
「活動休止前、嵐のファンクラブ会員数は300万人を超えるといわれていました。ファンクラブは現在も継続中で、年会費は4000円。会員数が同様に300万人だと仮定すると、会費だけで年間約120億円という、莫大な利益になります。近年、高い人気を誇るSnow Manも会員数を伸ばしていますが、まだ嵐には及ばないようです。
嵐の活動再開が不透明であっても、事務所としては、120億円という収入は手放したくないのでしょう」(同前)
もう一度、5人がステージでファンを“感謝カンゲキ”させる日は来るか。