ABEMAオリジナル連続ドラマ『透明なわたしたち』配信直前プレミアイベントが16日に都内で実施され、福原遥、小野花梨、伊藤健太郎、倉悠貴、武田玲奈、そして松本優作監督が参加。同作で高校時代は一軍だった謎の男を演じる伊藤が、自身の高校時代の写真を公開した。

【映像】「高校の一軍男子」を演じる伊藤健太郎

 ミステリアスかつワイルドな謎の男・喜多野雄太を演じた伊藤。「学生時代と現代のギャップが一番激しい役柄。演じる上では過去と現在の演じ分けを意識しました。しかも現代の喜多野はほぼ喋らないので、喋らずに感情やポジションを伝えることを意識しました」と役柄を紹介すると、小野から「でもセリフがなくてラッキーって言っていた」とのタレコミが。これに伊藤は「全然言っていない!言っていないし、こういうところで言う!?」と大慌ての大爆笑だった。

 一方、主演の福原は自身の役柄について「挑戦的な役柄で、難しいと思いながら脚本を読んでいたけれど、自分は正義だと思ってやっていることもそれは単なる承認欲求だったりして…。真っすぐで素敵な子だけれど色々な側面を持った子。そこをどう表現して出していけばいいのかを考えながら、監督と沢山お話をして演じました。10代と社会人になってからの差を心情も含めて意識的に演じました」と語った。

 また「あの頃の私たち」と題して青春時代の写真を大公開。福原は、船に乗ってテンションが上がっている中学時代の写真。これに武田は「今と変わらない!」とビックリ。伊藤は、ドラマの役柄同様、一軍感溢れる応援団長姿の高校2年時の写真。これに福原は「応援団やっていそうだし、声も出ていそう」とイメージ通りだと納得していた。

 イベントの最後にはサプライズで福原に花束贈呈。これは一応バースデーサプライズなのだが、福原の誕生日は8月26日と結構前だ。伊藤から花束を受け取った福原は「ビックリしました!誕生日は結構前なので…。まさか過ぎて驚いています」と若干困惑も「このドラマはスタッフ・キャストの絆が強かったので、そんな皆さんに祝っていただいて嬉しいです。これからも頑張ります!」と笑顔を弾けさせていた。

取材・文・写真:石井隼人