2大会連続優勝を果たした侍U-23の高橋隆慶【写真:Getty Images】

写真拡大

WBSC U-23ワールドカップ

「第5回 WBSC U-23ワールドカップ」は15日、中国・紹興で決勝が行われ、野球日本代表「侍ジャパン」がプエルトリコに5-0で勝利し2大会連続優勝を果たした。大ピンチで失点を防ぐ高橋隆慶内野手(JR東日本)のプレーに海外実況席は「なんてプレーだ!」と衝撃を受けている。

 日本が2-0でリードした3回1死一、二塁の場面、プエルトリコのフェリックス・モラレスの強烈な打球は三塁線へ。これを三塁手の高橋が横っ飛びしてキャッチ。すぐさま体勢を整えると二塁へ送球しアウトを奪った。抜けていれば失点の可能性が高かった場面。好守が光り、後続を打ちとった日本はこの回を無失点で切り抜けた。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公式Xが実際の映像を公開。英語の海外放送席では、実況が「タカハシのなんと華麗な捕球だ! 二塁でアウトを奪った。凄い。多分失点を防ぎましたね。見事なプレーです。見てください」と絶賛。解説も「少なくとも1点は防ぎましたね。抜けていれば走者はスピードを上げて走っていましたから」と賛辞を送っていた。

 このあと膠着状態が続いた試合は、日本が6回に2点、最終7回に1点を追加し、投手陣もプエルトリコを無得点に抑え、見事に栄冠を手にした。

(THE ANSWER編集部)