「ブラックっぽい」前澤友作氏、“専属アシスタント”求人募集に賛否両論。「法的責任を問おう」と言及

実業家で経営者である前澤友作氏は9月2日、自身の公式X（旧Twitter）を更新。前澤氏の身の回りのサポートをする専属アシスタントの求人募集を公開し、さまざまな反響が寄せられています。

【実際の投稿：前澤友作、求人募集に賛否の声】

「『45時間分の固定残業代込み』...ってのが嫌だ」

前澤氏は「【求人募集】前澤専属のアシスタントを5名募集します！　僕の邸宅や別荘の清掃業務、身の回りのサポート業務などをお願いします」とポスト。「自身の邸宅の一例」の写真とともに「業務内容」「求める人物像」「募集要項」「採用の流れ」などを細かく公開しました。

「洗濯、清掃、調理、会食配膳」「予約、スケジュール管理」「犬猫のお世話」「国内の物件管理に伴う出張」など、業務内容は多岐にわたっています。その上で採用形態は「正社員（試用期間3ヶ月/同条件）」で報酬は「月給35万円〜（45時間分の固定残業代含む）」と公表。「僕とも近い距離でのお仕事になりますので、信頼関係を大切に、業務に誇りを持って、すでにいる仲間と楽しく働いていただける方を募集します」と、つづっています。

この内容に、コメント欄では賛否の声が。一部では「前澤さんにしたら待遇含めてちょっと安すぎる印象でした　動物のお世話くらいしか出来ないや」「月に残業45時間もして固定で35万円って一般企業の総合職と比べてもかなりの低賃金」「時給でいうと１７００円くらいかな。ブラックっぽいね」「『45時間分の固定残業代込み』...ってのが嫌だ」など厳しい声も上がる一方で、「若い経営者目指してる子には最高の環境ですね　できる人の近くで学ぶのが一番近道」「前澤さんの近くで学びたい人にとっては、非常にやりがいのある仕事ですね」「これって単なる求人募集じゃなくて、一流の人間の思考や行動様式を間近で学ぶ絶好のチャンスなのでは…」との声も寄せられています。

厳しい意見に「大いに法的責任を問おう」と言及

この反響を受けて、前澤氏は4日にも公式Xを更新。「こういうものを公共に晒せるほどに日本の経営者は無自覚であり、労働者は舐められている」といった厳しい意見に対し、「おそらく人を雇用したことがない人の名誉毀損ポストに名誉毀損リプが溢れかえっている。新しい挑戦をしようと求人に応募する人の人権や気持ちを踏みにじり、風評による実損を与えるこれら書き込みについては大いに法的責任を問おう」と、言及しました。今後どういった動きが見られるのか、目が離せませんね。
(文:宍戸 奏太)