Image: Acer

モバイルPCゲーム機、白熱しています。

Acerが自社初となるモバイルPCゲーム機「Nitro Blaze 7」を発表しました。デザインも個性がありますが、魅力は2TBという大容量。

スポーツカーを思わせるデザイン

7インチ(1920×1080)のタッチパネルは、リフレッシュレート144HzでAMD FreeSync対応、応答速度7msec.。「超スムーズで臨場感あふれるゲームプレイ」が叶うディスプレイです。

画面左右にあるコントローラー部分含めた全体的なボディは、どことなくオールドスクールなスポーツカーを連想させるデザイン。最新なのにどこかレトロを感じるのは、昨今の流行りでしょうか。背面の大きな2つ丸グリルもレトロバイブを感じます。

ちょっと気になるのは、グリップ的な凹凸がないこと。手に持った感じどうなんでしょう。

容量2TBは頼りがいある

PCゲーム機として大切なのはデザインよりもスペック。

ライバル端末(Legion Go、Asus ROG Ally)がAMD Ryzen Z1 Extremeを採用する一方、Acer Nitro Blaze 7が載せているのはAMDのRyzen 7 8840HS。どちらのチップもほぼ互角で、RDNA 3に対応。8840HSは低消費電力でTDP 30W。また、AI搭載ゲーム機としても力を入れており、チップのAI処理能力は38TOPS。

本当の意味で、どこにいてもいつでもプレイしたいゲーマーにとっては容量2TBが大きな魅力。

グラフィックスはAMD Radeon 780M。メモリが16GB。バッテリーは50WhでSteam Deckと同等(AsusのRog Ally Xは80Wh)。重さは670g。USB-Cポートが2つ、microSDカードスロットあり。OSはWindows 11 Home。

現時点では、発売日、価格共にまだ明らかになっていません。

ゲーム機業界はオーバーヒート気味

Image: Acer

ポータブルPCゲーム機といえば、最初にValve Steam Deckが浮かびますが、昨今急激に参入メーカーが増えています。AsusのRog Allyシリーズ、MSIのMSI Claw、LenovoのLegion Goなどなど。

急加熱中のモバイルPCゲーム機業界。ピークはまだまだ先。今後も参入メーカーはさらに増えるかもしれません。

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Source: Acer