J1リーグは31日、国立競技場で第29節を行い、FC町田ゼルビアと浦和レッズが対戦する。午後6時のキックオフを前にスターティングイレブンが発表され、町田はDF中山雄太が左CB、浦和はFWブライアン・リンセンが1トップで先発。オランダ時代にも対峙した因縁のマッチアップがJリーグで実現した。

　両者に因縁が生まれたのは2021年11月21日に行われたズウォレ対フェイエノールト戦。ズウォレの左CBとして先発した中山は0-2の前半30分、フェイエノールトのFWで出場していたリンセンと競り合い、口から出血。前歯が2本折れるという怪我を負い、その後も中山はフル出場を続けたが、痛々しいシーンが収められた動画が大きな注目を浴びていた。

　なお、その一戦でリンセンはゴールも記録。中山にとってはリベンジの一戦となりそうだ。