アル・アハリ行きが決定したトニー　photo/Getty images

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EURO2024でも活躍したイングランド代表FWは28歳にしてサウジアラビア行きを決断したようだ。

ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーはサウジアラビアのアル・アハリへの移籍が決定した。アル・アハリの公式が正式発表している。

現在28歳のトニーはこれまでブレントフォードでは公式戦141試合で72ゴールを記録するなと、エースとして君臨。しかし2023年5月末に自チームの敗北に賭けるというイングランドサッカー協会の賭博規則に違反する行為を行った同選手は8カ月の出場停止処分を受けることに。その影響で昨季はプレミアリーグ出場がわずか17試合に留まり、4ゴール2アシストに終わっていた。

そんなトニーだが今夏の移籍市場ではステップアップの噂が絶えず。しかし当初はチェルシーやトッテナム・ホットスパー、マンチェスター・ユナイテッドといったビッグクラブが獲得を目指していたものの、最終的にはサウジアラビアのアル・アハリ行きが決定。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブレントフォードとアル・アハリは4000万ポンドの移籍金で合意に至ったとのこと。また年俸約1600万ポンドから1700万ポンドの3年契約で両者合意したようだ。

EURO2024ではラウンド16で決勝点をアシストしたトニー。大舞台での活躍もあり、今夏こそはビッグクラブ行きが期待されていた同選手だが、28歳にしてサウジアラビア行きを選択したようだ。