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2024年8月29日、韓国メディア・韓国経済によると、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領がソウルの大統領府で記者会見を開き、韓国経済について「確実に復活している。今後さらに大きく跳躍すると断言する」と述べた。

尹大統領は「7月にIMF(国際通貨基金)は今年の韓国の成長率を2.5%と予想した。これは主要先進国の中で米国の2.6%に続いて2番目に高い」「雇用率は30カ月連続で最高を記録し、失業率は過去最低の水準」などと説明。これまでに推進してきた規制撤廃、半導体メガクラスターの造成、原発産業の再構築などの政策を紹介しつつ「こうした努力が経済成長に結びついた」と述べた。

さらに「日韓の輸出額の差は08年に3600億ドル(約52兆円)に達し、21年にも1000億ドルを上回っていたが、それがわずか3年で日本にほぼ追いつき、いまや世界輸出5大強国を視野に入れている」「米格付け会社S&Pは26年の韓国の1人当たりGDP(国内総生産)が4万ドルを超えると予想している」などと強調したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「尹大統領はよくやっている」「尹大統領を応援します」などと支持する声が上がっている。

一方で「大統領1人だけ違う国に住んでいるのかな」「仮面をかぶって地方の小都市や中小都市の市場に行って聞いてみたら?今の暮らしはどうなのか…」「自画自賛が得意なのは文在寅(ムン・ジェイン)前大統領だけではなかったみたい」「他の人が大統領なら経済がもっと良くなっていただろうに」など冷ややかな声も見られた。(翻訳・編集/堂本)