[8.24 リーグアン第2節 リヨン 0-2 モナコ]

 リーグアンは24日に第2節を開催した。モナコはリヨンに2-0で勝利し、開幕2連勝を飾った。MF南野拓実は2戦連発弾とはならなかったものの、86分間の出場で惜しいシーンを作った。

 静かな立ち上がりとなった前半、最初の決定機は南野に訪れた。前半30分、FWブレール・エンボロがペナルティエリア内で収めてパス。ボールを受けた南野はトラップで相手をかわしてGKと1対1になると、GKの左脇を狙うテクニカルなシュートを放つ。しかしボールはGKルーカス・ペリに左手で触れられ、そのままポストを叩いた。

 前半37分にはDFバンデルソンのクロスに対し、南野が2列目からタイミングを計ってゴール前に飛び込む。滑り込みながら足を伸ばすも、わずかにボールには届かなかった。

 スコアレスで折り返した後半7分、モナコはカウンターからMFエリース・ベン・セギルが南野に繋ぎ、南野は右サイドへラストパス。これを受けたエンボロが右足を振ったが、枠の上に外れた。それでもモナコが優位に試合を進めると同20分、MFマグネス・アクリウシェのパスを受けたベン・セギルがゴール左に流し込み、先制点を奪った。

 モナコは後半35分、MFラミン・カマラに移籍後初ゴールが生まれて勝利を大きく引き寄せる。南野は後半41分に交代した。試合はそのまま終了するかと思われたが、後半アディショナルタイムにカマラが2枚目の警告を受けて退場となるアクシデントが発生。それでもモナコが2-0で勝利した。