日本航空（JAL）は、那覇空港に電動トーイングカーを国内の航空会社として初めて導入した。

導入したのはTLD製の電動トーイングカーで、満充電の状態で約23回のプッシュバック、もしくは約8回のトーイングが可能。全世界で43台の納入実績があるという。従来のディーゼルエンジン車と比較して、二酸化炭素排出量をゼロに削減し、騒音レベルも約15％軽減できるという。

これまでにも、貨物用のけん引車両でプロペラ機をけん引する電動トーイングトラクターを導入していたものの、航空機の牽引するためにはより大きな電力を必要とするため、充電設備の整備が課題となっていた。