【MLB】カージナルス 6−7 ドジャース(8月16日・日本時間17日/セントルイス)     

【映像】大谷、172キロ爆速ライナーも安打ならずの瞬間

 ドジャース大谷翔平投手が「1番・DH」でカージナルス戦に先発出場。5打数無安打に終わり、2試合ぶりのノーヒットに終わった。直近では17打数1安打と状態を落としている。なお、ドジャースは乱打戦を制して連敗を2で止めた。

 前日15日(日本時間16日)のブルワーズ戦で5打数1安打の活躍を見せた大谷。直近15試合では5本塁打を放つも、63打数10安打で打率.159と低迷しており、今季の通算成績でも470打数138安打、37本塁打、86打点、91得点、35盗塁、打率.294、出塁率.381、長打率.613、OPS.994と成績を落としている。

 この日からはカージナルスとの3連戦。昨年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で侍ジャパンを優勝に導いたヌートバーと再会。試合前には談笑するなど、仲の良さを見せた。

 大谷は注目の第1打席、かつて読売ジャイアンツで活躍したマイコラスとの対戦で11球粘りを見せた。しかし最後は高めのストレートにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。2回の第2打席は初球を引っ張ると、106.8マイル(約171.9キロ)の打球となるもセカンドライナーに倒れた。

 5回、2死で迎えた第3打席は、カウント2-1からアウトコース低めに投じられたチェンジアップを打ち上げてしまい、レフトフライとなった。2死一塁で迎えた6回の第4打席は、カウント2-2からシンカーを打つも、守備シフトの網にかかりショートゴロとなった。1死で迎えた9回の第5打席はフルカウントからアウトローのボールに手を出すもバットは空を切り空振り三振に倒れた。

 この日の大谷は5打数無安打で2試合ぶりのノーヒットに。直近17打席で1安打と苦しい結果となっている。

 試合は両チームともにホームランが乱れ飛ぶ乱打戦に。ラックスのソロホームランで幕を開けると、ドジャースはベッツ、キーアマイヤーが続く。カージナルスもゴールドシュミット、ウィン、パージェスがアーチをかけた。しかしドジャース中継ぎ陣が1点のリードを守りきり、連敗を2で止めている。

 ナ・リーグ西地区の他チームの状況は、ドジャースと2ゲーム差の2位につけるダイヤモンドバックスがレイズに4-5で敗れて一歩後退。同じく2ゲーム差で2位のパドレスも敗れたため、ドジャースが3ゲーム差に広げた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)