お盆の戻りラッシュにかなりの痛手…。

JAL、ANA、LCCでも…。

 台風7号の影響をうけ、2024年8月16日の空の便にも多数の欠航便が出る見通しです。航空各社は16日の羽田・成田発着の航空便において、以下の欠航が決定しています。影響人数は各社合計で10万人を大きく超える見通しです。


JALとANAの旅客機(乗りものニュース編集部撮影)。

 ANA(全日空)では、16日羽田・成田発着の国内線を281便欠航。約6万600人に影響が出る見通しとのことです。国際線は欧米線を中心に12便の欠航を決定。2700人に影響がでると見込んでいるほか、今後、アジア・オセアニア方面の路線でも欠航が追加される予定としています。

 JAL(日本航空)は16時30分時点で、16日の国内線を281便の欠航を決定し、約4万3100人に影響がでる見通しとのこと。国際線は37便の欠航を決定しており、約6400人に影響がでるといいます。また同社は、今後も情報が更新される予定があるとしています。

 LCC(格安航空会社)などでも欠航が発表されています。たとえばピーチでは16日、国内線を中心に27便を欠航。約4600人に影響がでるとしています。JALグループの国際線LCC、ZIPAIRでは6往復を欠航するなどの対応を決定しており、約6500人に影響を及ぼすと見込んでいます。