やりたくない仕事を“乗り切る”方法 3位「割り切る」、2位「さっさと終わらせる」…1位は? 社会人500人アンケート
仕事の業務中に、やりたくない仕事を任されたり、依頼されたりすることがあると思います。「できれば断りたいけど、はっきり言えない」「仕方ないのでやるけど、より上手に乗り切る方法を知りたい」と悩んでいる社会人も多いのではないでしょうか。外国人の生活や就職などのサポートを行うR&G(さいたま市)が、「やりたくない仕事」についてのアンケートを実施し、結果を紹介しています。
調査は、5月31日〜6月5日にかけて、社会人の男性179人と女性321人、計500人にインターネットで行われました。回答者の年代は、10代が0.4%、20代が20.4%、30代が39.2%、40代が27.2%、50代が10.2%、60代以上が2.6%でした。
500人に、「やりたくない仕事を振られたらどうするか」と質問したところ、トップは69.8%の「引き受ける」でした。次いで、10.8%の「理由をつけて断る」、7.4%の「状況による」、4.4%の「他の人にお願いする」、2.8%の「誰かと一緒にやる」「その他」、2.0%の「振られる前に逃げる」という順番でした。
「やりたくないのはどのような仕事か」と聞くと、3位は「メンタルを削られる」で60人、2位は「苦手/強みを生かせない」で86人、1位は「時間がかかる」で110人でした。
「やりたくない仕事を乗り切る方法」も調査。3位は「仕事だからと割り切る」で56人、2位は「さっさと終わらせる」で60人、1位は「自分へのご褒美を決める」で73人でした。
同社は、調査結果を受けて、「やりたくない仕事を乗り切るためには、周囲からアドバイスをもらったり、『ご褒美』『割り切り』などでメンタル面を整えたりして臨むのがおすすめ。またメンタル面を整えるためには、自分一人が面倒な仕事を押し付けられているという『不公平感』や、誰も手伝ったり気にかけてくれたりしないという『孤独感』が邪魔になります」とコメント。
さらに、「やりたくない仕事でも周囲からのサポートがあれば、比較的乗り切りやすいのかもしれません。助け合いができる職場なら、やりたくない仕事もスキルアップの糧にできる可能性が高まりそうです」とメッセージを送っています。