ジェームズ・タレルとラリックがコラボレーションした限定アート作品をついに日本で一般公開！

2024年8月3日 9時11分

光の芸術家として知られているジェームズ・タレル氏とラリックがコラボした限定のアート作品たちが、このたび日本に初上陸した。伊勢丹新宿本店の5階にて2024年8月7日（水）～8月29日（木）の期間限定で一般公開される。本作品はなんと4年の歳月をかけて制作に取り組まれたものであり、2022年10月の「Paris + par Art Basel （現「Art Basel Paris （アート・バーゼル・パリ）」にて発表されたものとなる。

【画像】ジェームズ・タレルとラリックがコラボレーションした限定アート作品（写真18点）

タレル氏にとって初となるこのスモールスケールの作品は、クリスタルガラス製のパネル作品と2つの香水瓶で構成されている。

ルネ・ラリックの美しく独創的な香水瓶に強く惹かれたタレル氏は、エジプトやアジアで見られるストゥーパ（仏塔）の、建築構造と光とが重要な役割を果たす精神的なモニュメント性に着想を得た香水瓶を制作。シンプルなラインに非凡な洗練さを秘めた、神秘的で美しいボトルが誕生した。

またタレル氏は、調香師とともに自身初の香水の制作も行った。この事からもこの作品にかける情熱をお分かりいただけるだろう。地平線と光。大いなるアメリカ西部の香り。「レンジライダー」はセージで擦った皮、ペッパー、アンバー、シトラスによって太陽が降り注ぐアメリカ西部の牧場をイメージし、「パープルセージ」はフルーティー、ムスキーな香調から、やがてパープルセージ、マンダリン、グレープフルーツ、ルバーブのノートが現れ、繊細さと力強さの間にあって、彼とアメリカ西部の関係に異なる解釈を与える香りとなっている。