子どもが乗ったフロートが沖に流され、海岸に戻れなくなる事故が発生している

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 海水浴場では、保護者がフロートに子どもを乗せて遊ばせている光景をよく見掛けます。一方、フロートに乗った子どもが陸からの風により沖に向かって流され、海岸に戻れなくなる事故が発生しているとして、国民生活センターがXの公式アカウントで注意を呼び掛けています。

フロートに乗った子どもから目を離さないこと

 国民生活センターによると、フロートが一度流されると自力での帰還は難しく、大変危険だということです。実際に、子どもがフロートに乗っているときに沖に流される事故が複数発生しており、中には4歳児が溺れて中等症になった事故も発生しているといいます。

 国民生活センターはフロートによる事故を防ぐため、次の対策を呼び掛けています。

・フロートの対象年齢を確認する。

・保護者はフロートに乗った子どもから目を離さず、手を離さないようにする。

・ライフジャケットを正しく着用させる。

・遊泳可能な海水浴場で使用する。

・風の強い日はフロートの使用を控える。

・子どもがフロートに立ったり座ったりするときは慎重にさせるとともに、取っ手がある場合は、しっかりつかまるように教える。