とちぎテレビ

夏の高校野球栃木大会で初優勝した、石橋高校の選手たちが30日、福田富一知事に甲子園出場を報告し、全国の舞台での活躍を誓いました。

優勝旗を手に福田知事を訪れたのは、石橋高校野球部の福田博之監督と、田口皐月キャプテン、山下諒太副キャプテンです。

石橋は7月28日に行われた、夏の高校野球栃木大会の決勝で、國學院栃木との激戦を制して初優勝し、夏の甲子園初出場を決めました。

県立高校の優勝は、2005年の宇都宮南以来19年ぶり、初優勝は2002年の小山西以来22年ぶりです。また、石橋高校は今年、創立100周年を迎え、さらに甲子園球場が開場100年という節目の年に悲願達成となりました。

新井聡校長は「甲子園では、去年のセンバツの借りを返すという宿題を果たしたい」とあいさつ。福田監督も「力以上のものを発揮して、県民の皆さんに勇気と感動を与えたい」と誓いました。

これに対し福田知事は「多くの県民の期待に応え、雰囲気を味わい、楽しみながら勝って校歌を聞かせて」と激励しました。

そして、田口キャプテンらが甲子園での意気込みを述べたあと、激励金が贈られました。

石橋ナインは8月2日に、甲子園に向けて出発します。組み合わせ抽選会は、8月4日に行われ、7日に開幕を迎えます。