男子ストリート予選に出場した小野寺吟雲【写真:ロイター】

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パリ五輪

 パリ五輪は29日、スケートボードの男子ストリート予選が行われた。14歳ながら世界ランキング1位に君臨する小野寺吟雲(ぎんう)は177.08点の14位で、決勝には進めなかった。それでも「恐れを知らない14歳」「凄すぎるって!」などと日本の視聴者を感動させていた。

 小野寺は2回目のランで83.51点の高得点をマーク。パリの観客から大歓声を浴びた。トリックでも3回目に93.57点をたたき出すも、高難度に挑み続けて残りは失敗。決勝には進めなかったが、それでも堂々の演技を見せた。実況の倉田アナも「凄い光をパリから放った14歳!」と熱を込めて伝えた。

 X上では「小野寺1回目あんだけ失敗して置きにいかずにノーミスいかついな」「小野寺やばっ!!!14歳とかま!?」「小野寺くんメンタルつえーな」「谷川萌々子といい小野寺吟雲といい恐ろしい子が連日出てくるな…」「小野寺吟雲選手。まだ14才!!すごい中学生だな」などと驚きの声が上がっていた。

 NHKの中継インタビューでは「悔しいです」とコメント。練習中に熱中症のような症状も出たと明かし「記憶があまりないです」とも語った。次回五輪でもまだ18歳。「ただ単純に、もっとスケボーが上手くなりたいです」と話した。

(THE ANSWER編集部)