スズキ新型「“2階建て”軽バン」公開! 斬新“横開き”式で「めちゃ広い」! 4人も寝られる「オフタイムBASE」登場
横開きポップアップで広々! スズキ「エブリィ キャンパー仕様」登場
2024年7月20日より2日間、東京ビッグサイトで「東京キャンピングカーショー 2024」が開催され、メーカーによって個性のあるさまざまなキャンピングカーが並びました。
なかでもスマイルファクトリーはスズキ「エブリィ」をベースにした軽キャンパー「オフタイムBASE」を実車展示しましたが、どのようなクルマなのでしょうか。
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島根県に本社をかまえるスマイルファクトリーは、新車、中古車販売やキャンピングカー製造、販売などを展開しています。
今回実車展示したエブリィをベースにしたオフタイムBASEは、レジャーシーンにも映えるブルーグレーカラーを身にまとった外観に。
フロントグリルやバンパー部分にはボディカラーに馴染むカラーでアクティブさを感じられる仕様にカスタムされています。
また足回りも従来モデルに比べ大幅にリフトアップされており、商用車であることを感じさせない仕上がりです。
今回展示したオフタイムBASEについて、担当者は以下のように話します。
「このクルマはすでにオートサロンで公開しており、コンプリートカーとして販売しています。
車両のポイントとしてはポップアップルーフと足回りの部分ですね。
他社と違う点として、ポップアップは、普通は縦に上がるような形ですが、当社のは横開きです。
これにより、上の空間をより広く使っていただけるようになっています。
また足回りも大きいタイヤが入るような仕様にしていて、渓流つりなど高さがあるところでも安心安全に走れるように仕上げています」
縦開きに比べて広々と使える横開きのポップアップルーフが採用され、その広さは長さ1800mm×幅1200mm、高さは1m。車内高は約2mと、大人が立って着替えることのできる十分な広さが確保されています。
車内のベッドサイズもポップアップと同様のサイズで、ロフトベッドの採用でロフト2名、ポップアップ2名の4名の就寝が可能です。
足回りにはサスペンションメーカー「TEIN」と共同開発したというフロントサスペンション、リアは自社開発のエアサスペンションが装着され、サスペンション4cm、タイヤ4cmのトータル8cm裁定地上高が高められています。
このほか標準装備には、サイドオーニング、大型テーブル、リアゲートアクリルウインドウ、ヒーター付きリチウムイオンバッテリー100A、走行充電装置、100V充電器、100V・12V・USBコンセント、収納家具などが備わります。
オプションなども合わせた展示車両の価格は614万970円と案内されています。(消費税込)
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会場での反響について担当者は、以下のように話します。
「やっぱり横開きのポップアップルーフを気に入ってくださる方が多いですね。『より広く使える』『良いね』などと言っていただいてます。
一応縦開きもラインナップとして展開していますが、ほとんどの方が横開きを選ばれてますね」
当日会場では、興味深そうに担当者に話を聞く夫婦が見られるなど、目を引く1台となっていました。