負傷から復帰したフォファナ photo/Getty Images

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昨季限りでベテランDFチアゴ・シウバが退団したこともあり、チェルシー守備陣は新しい形を模索していくことになる。

期待されている選手の1人は、大怪我から戻ってきたフランス人DFウェズレイ・フォファナだ。

2022年の夏にレスター・シティから加入したフォファナは、昨季怪我で全くプレイできなかった。怪我の問題は初年度の2022-23シーズンにもあったため、チェルシー加入からまだ20試合しかプレイできていないのだ。

新シーズンこそはとの思いは強いはずで、チェルシーはフォファナの獲得に7500万ポンドもの移籍金を投じている。本来は守備の要になってほしい選手だ。

そのフォファナは先日行われたレクサムとのプレシーズンマッチに途中出場。ひとまず復帰を果たすことができた。ただ、2-2で引き分けたレクサム戦でのパフォーマンスはあまり高い評価を受けていない。

チェルシーは今夏に生え抜きのDFトレヴォ・チャロバーを構想外としており、チャロバーは今夏にクラブを離れることになると見られている。SNS上では、フォファナのパフォーマンスを見たサポーターからチャロバーの放出は間違っているとの声が出ている。

「あのフォファナのプレイを見た後では、チャロバー放出するなんて信じられない」

「フォファナよりもチャロバーの方が良い選択肢ではないのか。フロントはチャロバーの能力や一貫性を見ていない」

「昨季チャロバーがフル出場したゲームでは1試合しか黒星がなかったのに。フォファナはチャロバーに遠く及ばない」

フォファナの場合は怪我が大きかったこともあり、以前のパフォーマンスレベルを取り戻せるのかといった疑問もある。レスターでは高い身体能力が評価されてきたが、チェルシーでディフェンスリーダーになれるだろうか。