八百長疑惑で永久追放の可能性があるパケタ photo/Getty Images

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ウェストハム・ユナイテッドは、ブラジル代表のルーカス・パケタがFAの八百長疑惑で永久追放される可能性に対し、法的措置を検討しているようだ。英『Daily Mail』が報じている。

26歳のパケタは出場停止に関する賭博のために、レスター、アストン・ヴィラ、リーズ、ボーンマスと対戦した4試合で故意にイエローカードを受けたとして賭博規則違反の罪で起訴されていた。これにより、同選手は長期の出場停止になる恐れがあるため、クラブは、この決定により選手がキャリアを失ってしまうのは「不合理」だと主張している。さらに、FAによる審理を阻止するために、ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所に訴えることを検討している。

FAのガイドラインでは、八百長で有罪となった選手は6カ月から終身の出場停止処分を受ける可能性があると規定しているが、FAがパケタを訴えた場合、過去の例から考えると永久追放の危機にさらされる可能性がある。

コパ・アメリカ2024では全試合に出場していたパケタは、来週アメリカでウェストハムに再び合流し、プレシーズンツアーを続ける予定だ。この問題が新シーズンのプレイにどう影響するのか。今後のFAの決定と法的手続きの進展に注目が集まっている。