タレントのJOY

 7月26日、タレント・JOYがXを更新し、YouTuber・ヒカルのチャンネルに出演した際の「月収10万円」発言について訂正し謝罪したポストに、批判の声が集まっている。

 ことの発端となったのは、7月21日にヒカルがYouTubeに投稿した「テレビに出まくっているイケメン芸能人が泊まりにきました」という動画。

「同動画にゲストとして出演したJOYさんは、ヒカルさんとYouTubeチャンネル『令和の虎』にも出演している桑田龍征氏とともにトークを繰り広げ、全盛期時代を振り返っています。23歳の時に初めてのテレビ出演となった『しゃべくり007』(日本テレビ系)で注目を浴びると、その後2本目のテレビ出演となった『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)では、『さんまさんのフリを全部完璧に返している奴がいる』と業界内で話題となり、出演オファーが殺到し、年間400〜500本ものテレビ番組に出演したようです。

 大忙しだったものの、動画内での『当時の給料は10万円だった』という衝撃の告白に、ヒカルさんは『闇すぎません?』と驚きを隠せない様子でした」(芸能記者)

 本誌でも報じたJOYの「月収10万円」発言は、スポーツ紙などもネットニュースに取り上げ、SNSには擁護の声が集まるなど、話題を呼んだ。

 しかし、事態は一変。26日にXを更新したJOYは、

《私は、ヒカルさんの動画の中で、前の事務所の給料額が「月収10万円」などと事実と全く異なることを話してしまいました。バラエティで面白さを求められているため、かなり誇張してしまったというのが事実です。実際は、もっと給料を頂いていましたし、賞与も頂いておりました。》

 と、ウソだったことを告白。また、続けて、

《当時お世話になった事務所の信用を貶めるようなことをしてしまい、大変申し訳ありませんでした。ネットニュースにもなってしまったことを含め、関係者の方々にはこの場を借りて深くお詫び申し上げます。今後は自分の発言に責任をもって参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。》

 と謝罪のコメントを残した。この事態にXでは、厳しい声が寄せられている。

《信用を損なうし、笑える話も笑えなくなる。話を大きく盛らなきゃ笑いも取れない。信用失ってまで笑いなんか求めなくていい。ましてお世話になった事務所に対してさ。》

《事実と全く異なることを話しているのであれば、「誇張」ではなく「虚偽」では?》

《嘘の程度があまりにも低すぎるので、幼い頃から現在に至るまでほぼ毎日のように平気で嘘をついてきたんだろうなと推測します。》

《オレがこの事務所の社長だったら恩を仇で返されたと思ってブチギレだね。》

「本人は悪気なく話したのかもしれませんが、JOYさんがかつて所属した芸能事務所は現在も営業を続けていて、複数のタレントが所属しています。同事務所から抗議があったことも推測されます。お笑い芸人などは、しばしばエピソードトークで“盛る”ことはありますが、誰も傷つけない、迷惑をかけないということが前提です。JOYさんはその点、“腕が悪い”ということでしょう」(芸能記者)

 全盛期からテレビでの露出が減少したJOY。これ以上無くならなければいいが……。