チュルチュルぷるんな「サラダ用寒天」を食べてみた!にんじんサラダに合わせた結果…わぉ新食感♡【農家直伝】

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みなさん「サラダ用寒天」ってご存じですか?寒天といえば、粉タイプのものを溶かしてゼリーにすることが多いですが、サラダ用寒天は糸状になっていて、水などで戻してからサラダやスープなどの具材として使うもの。見た目は、でんぷんが原料の春雨に似ていますが、こちらは海藻が原料。春雨とは違ったぷるぷる食感が味わえるとのことで、神奈川県の農家に教わった「にんじんと寒天の中華サラダ」にして味わってみましたよ~。

ポリポリ食感♡デパ地下レベル「濃厚にんじんサラダ」はオリーブオイルとクリチーが織りなす奥深~い味

寒天ってどんな食材?


画像:写真AC

海藻が原料である寒天。ほぼノンカロリーですが腹持ちがよく、食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれるありがたい食材なんです。ちなみにWHO(世界保健機関)の食品規格部会では寒天を「ノーリミテッド」の食品に分類しているとか。つまり、寒天は制限なしで食べられる安心な食材ということ!ほとんど味や香りもないので、いろいろな料理に使えるという点もうれしいですね。

棒状、糸状、粉末状などいろいろな形状があるので、料理によって使い分けるのがおすすめ。
今回は糸状のサラダ用寒天を、にんじんと合わせてサラダにしてみます♪

ちゅる&シャキ!2つの食感が楽しい「にんじんと寒天の中華サラダ」材料と作り方はこちら



材料(4人分)
サラダ用寒天(乾燥)…5g
にんじん…1と1/2本(250g)
青ねぎ…少々

[A]
砂糖…小さじ1/2
塩…小さじ2/3
酢…大さじ3
ゴマ油…大さじ1と1/2

作り方
1.寒天は適当な長さに切り、たっぷりの水に20分ほど浸けて戻しておく。戻したら水気を切っておく。



今回は、にんじんの長さに合わせて長めにカットしてみました。



20分経つと、こんなにもボリュームが!

2.にんじんは包丁かスライサーで千切り、青ねぎは小口切りにする。



3.にんじんを沸騰した湯でサッと茹で、ザルにあげて湯切りする。



シャキシャキの食感がなくならないよう、茹ですぎないのがポイント!



4.大きめのボウルに[A]を入れてよく混ぜる。



ゴマ油は最後に少量ずつ入れると、分離せずにきれいに混ざりますよ。

5.4に寒天とにんじんを加え、よく混ぜたら完成。





寒天の透明感と、にんじんの鮮やかな色が爽やか~。



よく見ると、寒天の色が白から茶色っぽくなっていて、調味料がよく絡んでいるのが分かります。
では、パクッと。



これは!寒天のぷるぷる感と、にんじんのシャキシャキ感が同時に感じられて新鮮!
今までに経験したことのないサラダの食感です。

インパクトがあるのは、食感だけではありません。ゴマ油の香りが鼻を抜け、にんじんの甘みとほどよい酢の酸味が口いっぱいに広がります。
寒天にも、しっかり味が染み込んでいますよ~。

元々、にんじんサラダが大大大好きなわが家。作っても作っても、すぐなくなっちゃう。
こちらもまた然り。無限に食べられます。
そして夫にはもちろん、やはり娘にもヒット!
食感が楽しいようで「ぷるぷるでおいしい!!」と言って、おかわりしてくれました♪

ヘルシーで簡単に作れちゃう、サラダ用寒天を使ったにんじんサラダ。
みなさんもぜひ作ってみてください。

★今回のレシピは、神奈川県JA相模原市「母ちゃんs kitchen」からのご提供でした。ぜひこちらもご覧ください。
https://www.ja-sagamiharashi.or.jp/archives/2943

<参考文献>
WEB
松木寒天産業株式会社「寒天の不思議パワー」
https://www.kanten.co.jp/power/