漫画「ゴリゴリやれば良い…ってもんでもない話」のカット(増田さん提供)

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 昔、祖母から教えてもらったことについて描いた漫画「ゴリゴリやれば良い…ってもんでもない話」が、Instagramで3700以上のいいねを集めて話題となっています。

 作者が高校生の頃、料理に失敗してフライパンを焦げ付かせてしまいました。なかなか取れずに困っていると、やってきた祖母が魔法のように焦げ付きを取ってくれました。そして、作者にある言葉を伝えてくれて…。読者からは、「すてきな考え方!」「洗い物だけじゃなくて、生き方の教訓としても」「私も祖父母との思い出あります」などの声が上がっています。

祖母から教わったテクニックは今でも有効

 この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、フリーライター兼主夫の増田さんです。増田さんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「ゴリゴリやれば良い…ってもんでもない話」を描いたきっかけを教えてください。

増田さん「フォロワーさんに役立つような話を描きたかったからです。最近、主夫として家事をすることが増えたのですが、それに伴い、このエピソードはずっと描こうと思っていました。今回、描き切れてよかったです」

Q.おばあさまから教わった洗い物テクニックは、大人になった今でも使っていますか。

増田さん「使っていますし、とても役立っています。焦げ付いたフライパンにだけでなく、食器にこびりついた油汚れや食材にも効果的なので」

Q.最近、増田さんが「ゴリゴリやればいいわけではないな」と感じた出来事はありますか。

増田さん「小学生の娘がなかなか宿題をしなかったり、お風呂に入らなかったりしたときに、『早くして』と強く言えばいいわけではないな…と感じました。言い方を工夫することが大切ですね」

Q.作品制作でアイデアが浮かばないとき、どのようにリフレッシュしていますか。

増田さん「普段からアイデアメモをつけていて、『描くぞ〜』という気持ちになったとき、そこから描くネタを選ぶようにしています。ただ、アイデアから作品につながりにくい場合もあるので、そういうときはゲームなど、好きなことをしてリフレッシュするようにしています」

Q.漫画「ゴリゴリやれば良い…ってもんでもない話」について、どのような意見が寄せられていますか。

増田さん「『すてきな思い出ですね』『私の人生の教訓にもします』『祖母から教わった知恵は記憶に残りますよね』などのコメントを頂きました。たくさんの反響をもらえて、とてもうれしいです」