バルセロナは24日、FWアンス・ファティがトレーニング中に右足の裏を負傷したことを発表した。今後は保存療法を受け、復帰の時期は回復次第としている。

 ラ・マシア(バルセロナ育成組織)出身のファティは2019年に16歳でトップチームデビューを果たし、クラブやスペイン代表で数々の最年少記録を打ち立てた。2021-22シーズンからFWリオネル・メッシの背番号10を受け継いだが、度重なる怪我の影響で真価を発揮できず。昨季はブライトンに期限付き移籍し、シーズン終了後にバルセロナへ復帰していた。

 今回の負傷により、まもなく始まるアメリカ遠征は不参加となる。ハンジ・フリック新監督にアピールを図る中での離脱に、スペイン『マルカ』は「ファティにとって、これ以上ない悪いタイミングでの負傷だ」とレポートした。