Image: 小暮ひさのり

大事な情報を見逃さないためにも。

Twitterが「X」となり、インプレッションに応じて報酬がもらえるように…なったのはいいけど、その弊害も起こっていますよね。そう、インプレッション稼ぎのためにポストにぶら下がって内容の無い投稿を連投するユーザー、いわゆる「インプレゾンビ」。

フォロワーの多いユーザーからのポストにぐわーっと群がってきて、返信ツイートが埋め尽くされてしまうため、大事な返信や有益な情報を見逃してしまう…といったことが問題視されています。

このインプレゾンビを非表示にできるChrome機能拡張「X-zombie-killer」を試してみました。

「X-zombie-killer」でインプレゾンビ対策。結果は…?

Image: 小暮ひさのり

拡張機能はChromeウェブストアからインストール。その後Chromeを再起動。

Xを表示すると右上に機能のON/OFFボタンが表示されます。インプレゾンビ大量発生しているポスト上で機能をONにしてみると…

Image: 小暮ひさのり

一掃されました。

インプレゾンビと思われるぶら下がりポストが消え、機能拡張の表示には「消したゾンビ数」として非表示にしたポストの数が表示されます。

このポストは、ぶら下がっているポストすべてがインプレゾンビと判断されたんですね…。

ルールに従ってフィルタリング。一定の効果は期待できそう

今回「X-zombie-killer」をインストールしたばかりのファーストインプレッションといった感じですが、それでもかなり効果は体感できました。内容の無い投稿に埋め尽くされて、大事な情報を見逃してしまう…。といったことも減りそうな予感がしますねー。

一方で、主にポストの文字・コピペなどを一定のルールで判断してフィルタリングしているので、大事なポストを見逃す可能性もあり(可能性は少ないですけどね…)。また、日本語名のアカウントでのインプレッションを狙ったであろうポストは引き続き表示されてしまいます。

…と、完璧ではありませんが、見たくないものを見えないようにしてくれるのは有益だと思うんです。

より細やかなゾンビ対策ができる有料版も提供予定

この「X-zombie-killer」、現在は無料で導入できる機能拡張ですが、今後は有料版機能として機能追加も予定しているとのこと。予定されているのは…

・アカウントのブラック/ホワイトリスト機能

・ワードのブラック/ホワイトリスト機能

・画面表示のカスタマイズ機能

・リバースモード(通常非表示対象だった投稿のみを表示し、ブロックや報告をしやすくする機能)

など。

こちらのChrome拡張はフリーランスエンジニアの小林秀樹さんが個人で開発したもの。そのため、更新はゆっくりになるとのことですが、実装されればかゆいところに手が届く機能となりそう。Xでの冒険をうまく進めたい方は、期待しつつのんびり待っておきましょう。

詳しい使い方はこちらから。

Source: Chromeウェブストア, セカヤサブログ