藤田がバックアップメンバーのチーム合流に言及した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 バックアップメンバーの合流をキャプテンも歓迎している。

 日本サッカー協会は7月18日、パリ五輪に挑むU-23日本代表について、バックアップメンバーがチームに帯同すると発表。4選手のうち山田楓喜(東京ヴェルディ)は19日に、佐々木雅士(柏レイソル)、鈴木海音(ジュビロ磐田)は21日に合流予定となっている。

 なお佐野航大(NEC)は、所属クラブとの協議の結果、チーム事情により招集を見送り、追加招集の植中朝日(横浜F・マリノス)がバックアップメンバーとして帯同する。

 今大会で主将を務める藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)は現地19日、フランス・マルセイユでのトレーニング後、「(バックアップメンバーの帯同の)心強さはあります」と語った。
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「練習もしっかり22人でできるんで、そこは試合形式もできると思いますし、そういう悔しい思いを持った選手も、東京オリンピックの時も林大地選手とか、それで活躍してたりもしてたんで、自分たちもそういう新しい勢いが得られるので、すごく良いのかなと思います」

 また、藤田が横浜時代の2023年シーズンに半年間、ともにプレーした経験がある植中には、「走れて、身体を張って戦える選手。試合に出たらそこを求めたいです。日常生活でも明るい選手なので、すぐ馴染めると思います」と期待感を示した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)