ボールを使った激しいトレーニングを行なった荒木。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-23日本代表は現地7月19日、フランス・マルセイユでトレーニングを実施。練習後、MF荒木遼太郎(FC東京)がパリ五輪初戦出場への意欲を示した。

 荒木は14日にチームに合流も、15日の練習では姿を現さず、宿舎でコンディション調整。そして、フランス戦前日の練習でも途中からひとり別メニューで、グラウンドの周りをランニングするなどしていた。17日のフランス戦でもベンチ入りはしたが、最後まで出場はなかった。

 オフ日を挟んだこの日のトレーニングでは、初めてメディアの前でボールを使ったメニューをこなした。ステップ→ダッシュ→ボールを受けてシュートを時間内に繰り返し、これを何本も行なうハードなトレーニングを実施。荒木が「何本やるんだ…」とつぶやくほど追い込みをかけていた。
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 これまでコンディション調整が続き、チームの全体練習に合流できていない荒木は、「まだ全体に合流できてないんでこれからしていく」としたうえで、今後に向けて、「そこでみんなと最後のゴール前のところだったり、守備の確認をしていければいいかなっていうふうに思います」と語った。

 U-23日本代表のパリ五輪グループステージ初戦・パラグアイ戦は、日本時間24日の26時キックオフ予定。荒木は「初戦に合わせてます」と述べた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)