画像は前作『トイ・ストーリー4』より
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 映画『インサイド・ヘッド2』のプロモーションのために来日したピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)、ピート・ドクターがインタビューに応じ、『トイ・ストーリー』シリーズ第5弾の進捗を語った。

 2026年6月19日の全米公開に向けて鋭意制作中の『トイ・ストーリー』シリーズ第5弾。ドクターは同作が「『トイ・ストーリー』シリーズ全作の脚本を執筆したアンドリュー・スタントン──『ファインディング・ニモ』『ファインディング・ドリー』『ウォーリー』の監督でもある彼が、マッケンナ・ハリスと一緒に監督しているよ」と監督2人体制で進行中だと明かす。ハリスは『あの夏のルカ』でストーリー・リードを担当し、そこから派生した短編『アルベルトの手紙』を監督した人物だ。

 「ちょうど先週、制作途中のバージョンの試写を観たところ」だというドクターは、「本当に楽しいよ(笑)」と笑みをこぼす。「彼らは『トイ・ストーリー』のキャラクターたちとその世界で本当に楽しいことをするための新しい方法を見つけたと思う」と確かな手ごたえを感じている様子だった。観客が同作に何を期待できるかについては、「それはサプライズ。サプライズを台無しにはできないよ」と笑っていた。

 『インサイド・ヘッド2』は、第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『インサイド・ヘッド』の続編。監督はドクターから『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンにバトンタッチし、思春期を迎えた少女の頭の中の世界を描いた。8月1日の日本公開を前に世界興行収入は13億7,110万5,242ドル(約2,194億円)というピクサー史上最大のヒットを記録している。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)(編集部・市川遥)