トヨタ「商用バン」爆売れ中!? 半年で「シェア圧倒的No.1」も! さらに人気拡大の「プロエース」シリーズがポーランドで好調
クリーンディーゼル車で圧倒的首位
トヨタのポーランド法人は2024年7月17日、大型商用バン「PROACE(プロエース)シリーズ」の販売が好調だと発表しました。
商用バン「プロエース」シリーズは、欧州展開モデルとして初代モデルが2013年に登場。現行モデルは2016年登場の2代目で、2020年に「プロエースEV」が追加投入されています。
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ほかにも商用ライトバン「プロエース シティ」やその一般向け「プロエース シティ ヴァーソ」も展開されています。
ボディサイズは全長4980mm×全幅1920mm×全高1890mm。またロングボディは全長が5330mmです。
パワーユニットはディーゼルエンジンまたはモーターで、ディーゼル車は最高出力120HP1.5リッターエンジン、あるいは最高出力140HPまたは180HPの2リッターエンジンを展開し、6速MTと組み合わされます。2リッターモデルでは8速ATも設定されています。
モーター搭載のEV(電気自動車)モデルは最高出力136馬力で、航続距離350km(75kWhモデル)もしくは224km(50kWhモデル)となります。
さて、同国内でのトヨタのプロフェッショナルシリーズ(ハイラックス含む)は、今年1月〜6月で5943台を販売。前年より約12%の増加となりました。商用車ランキングでもプロエースシティは2位、プロエースは8位になっています。6月単独ではプロエースシティが4位です。
クリーンディーゼル車だけで見ると、この半年で3292台が販売され、圧倒的首位に立っています(2〜4位の合計台数より多い)。プロエースシティのシェアは33%にのぼり、前年の22%からさらに増加しています。
ミディアムタイプ車でのプロエースのシェアは約17%で2位となっています。
さらにピックアップトラック「ハイラックス」も同セグメントでのシェアが38.4%で首位に立っています。今年上半期で877台が販売されています。
同法人は「専門ショールームやサービスネットワークの拡大、3年間の保証や柔軟にビジネスニーズに適応できるモデル展開によって、市場でこのブランドは強化されています」としています。