トヨタ新型「“2階建て”ハイラックス」公開! 家族3人が「車中泊」OK!? ゴツ顔キャンパー「FTポーター」お披露目

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悪路も可能な「2階建てハイラックス」とは

 2024年7月5日から7月7日までGメッセ群馬(群馬県高崎市)にて「群馬パーツショー 2024」が開催され、多数のカスタムカーなどが出展されました。
 
 なかでもフレックスドリームは、トヨタ「ハイラックス」をベースにした「FT PORTER(FTポーター)」を実車展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。

トヨタ「ハイラックス」に「寝室」ができた!? 「FT PORTER」の正体とは

 群馬トヨタグループにより例年開催される群馬パーツショーは、90社以上による自動車パーツ、アクセサリーの販売のほか、実車の展示や販売も行われています。

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 出展者のひとつであるフレックスドリームは、トヨタ「ランドクルーザー」「ハイエース」など、USトヨタ車の専門店を各地で展開するほか、中古車販売や輸入車、カスタムパーツなど、幅広く扱っています。

 今回の群馬パーツショー 2024のブースでは、トヨタ「ハイラックス」をベースにしたキャンパー仕様車のFTポーターが出展されました。

 FTポーターは、タクホウコーポレーションが製作しフレックスドリームが正規取扱店として販売を行うモデルです。

 日常からアウトドアまで楽しめるオーバーランドスタイルキャンパーをコンセプトとしており、ハイラックスの荷台にポップアップ式のテントシェルを備えているのが大きな特徴となっています。

 ポップアップテントは、車外から4箇所あるフックを外し、荷台に入り装着してあるゴムバンドとベルトを外してポップアップを持ち上げるだけで、簡単にテントを展開することができます。

 またテントを閉じれば全高は2.1m以下に抑えられ、大型ショッピングモールなどの立体駐車場も利用可能とするなど、日常使いにも適した仕様となっています。

 ポップアップを展開した際の車内高は1850mmで、立っていても窮屈になることなく着替えや料理などの作業も可能。テント内のロフト部分には大人2名、子ども1名が横になって就寝できるスペースも確保してあります。

 車内には流しとコンロがついたキャンピング仕様で、8ナンバーキャンピングカー登録となるので、2年車検+高速道路料金が普通車と同じな部分もポイントのひとつです。

 このほかハイラックス4WDモデルがベースとなるため悪路走破性にも適しているほか、荷物の積載スペースも十分に確保されており、長尺物の積み込みも可能にしています。

 さらにオプションにはエンジンがかかっていなくても電気製品を使える電源システム(サブバッテリー)やソーラーパネル、夏でも涼しく過ごせる換気扇など、さまざまなラインナップを展開しています。

 FTポーターの価格(消費税込)は、ハイラックス車両本体(ノーマル)+FTポーターベーシックキットをあわせ、GR SPORTグレードでは598万円、Zグレードでは578万円となります。

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 このほかフレックスドリームのブースでは、リフトアップ×ARBカスタムを施した「ランドクルーザー70」のカスタムデモカーや、「ハイエース」をアウトドアスタイルに仕上げたカスタム車なども実車展示されていました。