トヨタの「“2階建て”トラック」実車公開! 荷台で「車上泊」できる!? 斬新スタイルの新型「ハイラックスチャンプ」がスゴい!

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トラック荷台が“2階建て”で使い勝手アップ!

 日本でも「ピックアップトラック」の人気が上がってきており、これまではトヨタ「ハイラックス」のみでしたが、2024年2月に三菱「トライトン」が復活しました。
 
 しかし、海外ではさまざまなピックアップトラックがラインナップされており、日本メーカーも現地専用モデルを販売しているのですが、なかでも注目されるのが「ハイラックスチャンプ」です。

荷台が2段で車上泊できるトヨタ「ハイラックス チャンプ」

 東南アジアなどの新興国をメインに使われることを想定して開発されたハイラックスチャンプですが、角張ったスタイリングは最近の日本車には無い武骨なスタイルのため注目を浴びています。

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 そして、2024年7月5日〜7日に開催された「群馬パーツショー」に日本未発売の同車が出展されました。

 ハイラックスチャンプはフレームなどの土台はハイラックスと同じとなっており、しっかりした走りを実現していることが想像できます。

 そして車体は架装を前提とした作りを採用。キャビンとフレームだけが標準装備され、荷台の部分はユーザーの使い方に合わせて架装して販売するというシステムが取り入れられています。

 今回は、ロングホイールベースにフラットな荷台だけを装備した標準的なモデルと、ショートホイールベースにBOXを積んでその上にテントを展開するモデルの2タイプが展示されました。

「TJMキャンプ架装タイ仕様」と題されたショートホイールモデルには、TJM製のグリルガードやルーフキャリア、荷台全部を使わないBOXにキッチンシステムを組み込み、ルーフにテントを装備する「オーバーランドスタイル」です。

 BOX内は簡素な作りでしたが、道具を積むという意味では十分。キッチンシステムは使う時だけ引き出し、通常はキレイに片付けられるタイプです。その上に荷物なども載せられて、BOXを効率的に使えそうです。

 BOXはルーフトップテントを載せても問題ない強度があることも証明しています。

 一方の「2024東京オートサロン展示車両タイ仕様」というロングホイールベースモデルはショーカーということで、スタイリングされたサイドボディをまとい、ステップやフェンダーに付けられたフックが赤く塗られるなど、スポーティなスタイリングとなっています。

 フラットデッキということで、今回はオフロードバイクを積載する展示がおこなわれました。

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 タイでは多くのピックアップトラックを街中で見かけるのですが、何を積むかによって千差万別の荷台スタイルがあります。

 現時点でハイラックスチャンプの日本導入は未定とのことですが、どのような使い方が似合うのか想像するだけでも楽しそうです。

 ピックアップトラック人気が盛り上がっている今こそ、日本での販売を望みたいところです。