水族館ベビー

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 今年の春〜初夏に水族館で誕生した赤ちゃんたち。その愛らしい姿にヤラれっぱなし。誕生時、そして現在のラブリーショットをお届けします!

【写真】見分けられる?本物のケープペンギンのベイビーはどっち!

ケープペンギン〈5.19生まれ〉

 誕生時はパソコンのマウスくらいのサイズ感だったが、現在は体重も2kgを超え、自分の足で歩き回れるように。

「好奇心旺盛なようで、オスの親ペンギンに“勝手に行くな!”と言わんばかりに翼を引っ張られて止められるシーンも」(ペンギン担当スタッフ、以下同)

 ペンギンの性別は外見から判断することが難しく、成長後の血液検査によって判明する。フワフワの綿羽に包まれた姿は生後60日ごろまでとされているが、「予想以上に成長が早く、すでに半分の綿羽が抜けています。(『週刊女性』発売日の)7月9日にはすべてが抜けている可能性もあります」。名前は7月20日に決定予定。公開中

コツメカワウソ〈5.27生まれ、♂♂♂〉

 3頭が誕生し、すべてオス。生まれてしばらくは目が開いていないが、「モゾモゾと動き、しっかりと母乳を飲んでくれました。生後約1か月くらいで目も開き、体重測定時にじっとしてくれることが少なくなってきました。ヤンチャ坊主になりそうです」(カワウソ担当飼育スタッフ、以下同)

 現在はバックヤードで生活しているが、「SNSや館内モニターのライブ映像でその成長を発信しているので、両親で行っている育児をぜひ見ていただきたいです。母・マハロはややエネルギッシュに、父・ラジャは優しく接している感じです。8月くらいには公開できると思います」。名前は8月中に決定する予定

『サンシャイン水族館』
東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティワールドインポートマートビル屋上

ゴマフアザラシ ココア〈4.19生まれ、♀〉

 開業20周年で、初のゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生。

「最初は母親の乳首を探すのに時間がかかっていましたが、慣れるとたくさんのミルクが飲めるように。1日1kgのペースで成長しました」(展示飼育部展示飼育チーム・遠山忠晃さん、以下同)

 今ではクルクル回るダンスができるようになり、握手も練習中。ボールや道具を使った遊びが大好きだという。

「白いモフモフの毛から、すでに大人と同じゴマ模様に変わっています。まだ幼い顔をしているのでその表情や、母親との大きさの違いをぜひ見てもらいたいです」公開中

『新江ノ島水族館』
神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1

バンドウイルカ〈5.9生まれ〉

 同館でのバンドウイルカの誕生は2年ぶり。

「母親には子育て経験があるため、誕生直後から落ち着いた様子で赤ちゃんの世話をし、授乳行動も確認できました」(広報担当者、以下同)

 現在は生後2か月弱、すくすくと成長中。「生まれた当初はお母さんにぴったりと寄り添っていましたが、最近ではお母さんから少し離れて泳げるようにもなりました。一般公開の時期は未定。決まり次第お知らせいたします」

『アドベンチャーワールド』
和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399

セイウチ〈4.15生まれ、♀〉

 誕生時は体長120cm、体重55kg。甘えん坊で好奇心旺盛な子だそう。

「とりあえず気になるものはヒゲで確かめて、吸ったり口に入れたり。プールでひとり遊びをしたり、お母さんとじゃれ合いながら成長しています。1日3回の“うみたまパフォーマンス”後のふれあいタイムに遊びに来るので、その愛くるしい瞳やヒゲの様子をぜひ間近で見てください」(飼育部獣類グループサブリーダー・澤田達雄さん)

 名前は夏休み期間に公募予定。

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」
大分県大分市高崎山下海岸