古いキッチンを使うと、使い心地が気になることもあるのではないでしょうか。築50年の団地で夫婦ふたり暮らしをしているインスタグラマーのゆくさん(フォロワー数1.4万人)は工夫をして、キッチンが好きになったと言います。どんな工夫をしたのか、語ってもらいました。

すき間を利用して使い勝手のいい収納をつくる

わが家は築50年なので、キッチンと呼ぶよりも台所という言葉が似合うレトロな雰囲気です。収納も多くはありません。ものを極力手放して、最小限の生活をしていますが、正直なところ少し不便を感じていました。

【写真】すき間を活用してすっきり

そんなとき、唯一あるすき間を活用できないかと考えました。シンクと冷蔵庫の間にあるこのすき間に、ちょうどいいサイズのワゴンを見つけました。それが山崎実業の「ハンドル付き スリムワゴン タワー」です。

こんなに狭いすき間にも置けるこのスリムなワゴンには、よく使う調味料や食品のストックを保管しています。これなら部屋を狭くすることなく、調味料や食品を収納できるのでお部屋をすっきり整えることができます。

場所をとってしまう水きりカゴを撤去

引っ越してきた頃は、台所に水きりカゴを置いていましたが、今はやめました。その理由は、台所に置くにしてもすっきりしないし、使わないときには、収納スペースを圧迫していたからです。

お皿はお気に入りだけをもつ

お皿は色んな種類のものをいくつか持っていたのですが、ふとしたときに使ってないものが多いことに気がつきました。使ってないだけならよかったのですが、これが意外と出し入れするときに邪魔になることもあり、そういうお皿は見直すことにしました。

キッチンで快適に過ごすために、お皿は本当にお気に入りのものだけに厳選しています。出し入れがサッとできるようになり、とても快適に過ごせています。

ストックはもちすぎない

以前は、日用品のストックはたくさんもつようにしていました。食品と違って期限がないものが多いので、多ければ多いほど安心していました。

ですが、多過ぎると出し入れするときや買い出し前にチェックするときに不便でした。たとえば、買い出し前にストックのチェックをするのですが、買い物から帰ってストックを補充していると奥から同じくものが出てきたりするのです。

そんなことが立て続けにあって、やはり管理できる量をもつのがいいと気づきました。それからはなるべく全体がパッと見て分かるくらいの量を収納しました。おかげさまで、今は同じものを買ってしまい、無駄に増えることがグッと減りました。

使っていないものの見直しをする

定期的にではなく、ふとしたときでもいいのでものの見直しをするのはオススメです。便利だけれど使ってない器具やカトラリーやお皿など、何か月かすると不要になっているものって意外と多いものです。

古いキッチンを使ってみて日々感じることは、収納が少なく使いづらさがあることです。でも、そのまま不便に生活していては小さなストレスがたまります。どうすればすっきりを保ったまま使い心地をよくできるかは、やはりものの見直しをすることがいちばん手っ取り早いと感じています。