大谷翔平を突き放す“.335”…出現した新ライバル 完全復活の日系MVPが「えげつない」
イエリッチが規定打席に到達→即首位打者に
【MLB】ブルワーズ 9ー0 パイレーツ(日本時間11日・ミルウォーキー)
ドジャース・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地・フィリーズ戦で2安打を放ち、打率を.002上げ、.317とした。首位打者の期待がかかる一方で、前日9日(同10日)にブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手が規定打席に到達。打率.335でリーグ1位に立っている。
この日、イエリッチは本拠地・パイレーツ戦に「3番・右翼」で出場し、3打数2安打1四球をマーク。打率を前日から.004上げて、.335とした。規定打席に到達しただけでなく、7月は月間打率.424。4戦連続安打をマークするなど、快音を連発している。
2018年のMVPのイエリッチは母方の祖父が日本人の日系3世でもある。2018年から2年連続で首位打者に輝き、2023年のWBC前には日本代表側から接触されたことを明かしていた。結局参加資格を満たしていなかったため選出はされなかったが、資格が変われば出場に意欲も示している。
大谷は現在、28本塁打でリーグ1位、打点はマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)と9差の3位につけている。3冠王も射程圏内となっているが、そこに新たに浮上したライバルの存在。SNSでは「ついに来た」「今年のイエリッチガチえげつないな」「イエリッチきたあああ ぶっちゃけ3冠王は相当きついよね……」と様々な声が寄せられた。(Full-Count編集部)