Kindle端末にPDFや記事をワイヤレスで送る方法
Lifehacker 2024年6月19日掲載の記事より転載
Kindleで読めるのは、Kindleストアで手に入る読み物だけではありません。
「Send to Kindle」という公式サービスを使うと、記事やWordファイル、PDF、著作権フリーの電子書籍をKindle端末にワイヤレスで送れます。ケーブルは必要ありません。
というわけで今回は、Send to Kindleの活用法をご紹介します。
【今日のワークハックはこんな人におすすめ！】
Kindleを活用できていない人
Kindleで電子書籍以外も読みたい人
今日のワークハック：Send to Kindleでデータを端末に転送する
Kindleには独自のメールアドレスが用意されていて、これを使って文書を自分のKindleに直接送れます。また、Send to KindleのChrome拡張機能やiOSやAndroidのKindleアプリでも、この機能がビルトインでサポートされています。
Kindle端末が対応しているファイル形式は、.DOC、.DOCX、.HTML、.TXT、.PDF、.EPUBなどです。MOBIファイル（Kindleのネイティブファイル形式のひとつ）は送れません。
Kindleのメールアドレスで送る
ときには、昔ながらのやり方がベストです。必要なのは、端末でKindleのメールアドレスを見つけることだけ。Kindle設定を開き、あなたのアカウントへ行きます。いちばん下にSend-to-Kindleのメールアドレスが表示されているので、メモしましょう。
次に、対象の文書や電子書籍をメールに添付して、件名は空白のまま、メールを送信。
ファイルはほぼ瞬時に、Amazonのサーバーで処理され、あなたのクラウドアカウントに追加されると同時に、Kindle端末にも送られます。送った電子書籍や文書は、Kindle端末に表示されます。
Send to Kindleのウェブサイトで送る
たまにしかKindleにデータを送らないなら、この方法が便利。
Send to Kindleのウェブサイトを開き、自分のアカウントを使ってログインします。あとは、接続されているKindle端末をサイト側が自動認識してくれるので、ファイルをドラッグ＆ドロップする以外、することはありません。
送信をクリックして数分ほど待つと、送ったファイルがKindle端末に表示されます。
Kindleアプリで送る
Kindleアプリがすでに入っているなら、iPhoneまたはAndroidスマホを使うのが簡単です。Kindleアプリは、ウェブ記事には対応していませんが、.EPUBや.PDFのファイルであれば問題ありません。
やり方
１．まずは、お使いのスマホのファイルアプリで、対象のファイルを見つける。
２．共有メニューを開き、Kindleアプリを選ぶ。Send to Kindleのメニューが開くので、送信をタップ。
３．送ったファイルがKindle端末に表示されるのを待つ。
Chromeの拡張機能を使って送る
閲覧中に長い記事を見つけ、あとでKindle端末で読みたいなと思ったときは、拡張機能の「Google Chrome版Send to Kindle」を使うのがいちばんです。
お使いのAmazonアカウントで拡張機能にログイン後、Kindle端末に送りたいページへ移動します。
拡張機能のアイコンをクリックし、クイック送信のオプションを選ぶと、そのページから煩わしい要素が取り除かれたバージョンが、Kindle端末に送られます。
この拡張機能なら、広告も出てきませんし、書式設定も必要ありません。
サードパーティーのサービスを利用する
Send to Kindleの拡張機能は、Chromeでしか使えませんし、カスタマイズのオプションも非常に限られています。でもありがたいことに、Kindle端末に記事などを送れるサードパーティー製の拡張機能はほかにもたくさんあります。
「Push to Kindle」は、カスタマイズできるのが売りです。ただし、無料プランには月に記事10本という制限があります（無制限のプランは月額2.99ドル［約470円］です）。
完全無料の拡張機能をお探しの人には、「Reabble」がおすすめです。また、「Pocket」や「Instapaper」といった「あとで読む」系のアプリを使って、記事などをKindleへ送ることもできます。
Image: Shutterstock、 Khamosh Pathak
Source: Reabble, Push to Kindle, Chrome, Amazon
